運動部経験者でない人の方が、余暇スポーツ、フィットネスに積極的かも
2022.05.05
運動指導の現場やプライベートで、いろいろな人と現在おこなっている運動について話すと、意外にも、若い頃、例えば学生時代に運動部に所属して、競技に打ち込んでいた人よりも、そうでない人の方が、余暇スポーツやフィットネスに、積極的に参加している傾向が強いと感じています。
日本全体としては欧米先進国に比べると、大人になってから、スポーツや運動を実践している人の割合はまだまだ低いのですが、これまでは「仕事や家事、育児、介護」などの多忙さが、理由として挙げられることが多かったのですが、どうやらそれだけではなさそうです。
大人になってから「趣味」や「余暇」としてのスポーツへの参加や、フィットネスとしての身体づくりへの参加には、現在、主に学校でおこなわれている「部活動スポーツ」はマイナスの要因になっているのかもしれません。勝利至上主義や拘束時間の長さ、専門知識が不足している顧問からの指導などから引き起こされる「燃え尽き症候群」や「ケガ」が、大人になってからの運動習慣への意欲を低くさせているような印象があります。
そのような方は、ぜひ一度、パーソナルトレーニングのようなマンツーマンでおこなう運動指導を利用してみてください。画一的な指導ではなく、あなたの現在の身体や生活にあった運動の方法を紹介してもらえるでしょう。運動を再開して身体が慣れてくると、他のスポーツや運動を始めたくなるかもしれません。「趣味」や「楽しみ」として運動をおこなえることは、健康の面でも精神衛生上の面からも素晴らしいことです。
「運動をいつか始めたいな」と考えている人は、是非、試してみてください。その一歩が世界を広がるような経験につながるかもしれません。
(松下 輝)
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