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疲労回復のストレッチは「やさしく、ゆっくり」

2022.09.15

筋肉が収縮した状態が続くと、コリや疲労といった症状につながります。例えば身体を動かさず、長時間パソコンやデスクワークを続けていると、肩や腰がコリますね。これは同じ姿勢を続ける=同じ筋肉だけを使っていることで、筋肉が縮んだ状態が続き、筋肉内を通っている血管を圧迫して血行を妨げることによって起こります。

このようなとき、適切なストレッチをおこなうことで、この筋肉の収縮を緩めて、血液の循環を回復させることができます。

ただし、このときのストレッチのやり方には注意が必要です。このように筋肉の活動を緩めたいときのストレッチは、軽い力で伸ばすことが大事!強い力でぐいぐいストレッチをしてしまうと、筋肉は興奮して伸ばしてもすぐにまた縮んでしまいます。

コツは筋肉を「なだめる」ように、やさしい力で伸ばすことです。筋肉を収縮させている興奮は徐々に減っていきますので、ストレッチも長い時間おこなうことが必要です。お勧めは40秒、最低でも30秒は伸ばしてあげましょう。理想をいえば、このようなストレッチを間をおいて数回おこなうと筋肉の興奮は低下し、緩んでいきます。

このように「ゆっくりやさしく」伸ばした筋肉は、ストレッチ後しばらくは、収縮しにくくなっています。つまり、このようなストレッチのあとにスポーツなど、筋力を発揮する活動は不向きな状態になっていますので、おこなうタイミングに注意しましょう。