連絡がとれなかったお客様から9カ月ぶりに電話
2023.06.10
昨年の9月、もう20年近く運動指導を担当しているクライアントのご家族の方から、「緊急搬送され、非常に重篤な状態のため、パーソナルトレーニングは終わりにさせてください」との申し出がありました。夏の暑さが苦手で、猛暑が続く近年は、7月と8月はパーソナルトレーニングをお休みして、涼しくなってくる9月から再開することになっていたお客様。その再開を数日後に控えた日の連絡でした。
お客様のその後の様子は不明なままでしたが、先日、9カ月ぶりに電話があり、これまでの状況について、お話しをお聞きすることができました。倒れてから幾度も生命の危機に直面しながらも、回復されて、数日前に退院し自宅に戻ってこられたそうです。
まず命をつながれたことにホッとしました。やめられたお客様の、その後がわからないことは仕方のないことなのですが、心にもやもやした感じが残っていたのが、氷解した感じです。
残念ながら、生命の危機を乗り越えた際の後遺症が残っており、パーソナルトレーニングを再開することは難しいのですが、電話で「人生は本当に予想できないもの」とのお客様の話に深く共感し、今を生きる大切さを改めて感じました。