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気分が落ち込んだときは、とりあえず身体を動かしてみませんか?

2021.11.04

少し落ち着いてきた新型コロナウイルス感染症。このまま感染者が増えずにいてくれるのを願います。

「ウイルス自壊説」、これが本当に減った原因なら安心できるのですが、果たしてどうか。

感染はいったん広がり始めると爆発的に広がること。そして広がり始めてから抑えようとしてもすぐに抑えられないことを、私たちは嫌というほど実感しています。

個人的な意見としては、無駄になってもいいので新型コロナ患者だけを診る専門病棟を準備して、感染が拡大したときの対応を今、やっておいた方がいいと思うのですが…運よく感染拡大がおこらなかったら無駄になってしまいますが、これは危機管理上、仕方ないと思います。変な布マスクの配布に500億円近く使ったのを、政府は「適正だった」といってしまうくらいですから、この夏、医療崩壊がおこったのを考えれば、病院建てて100人くらいスタッフを余剰に抱えておいてもいいくらいです。

さて、本題です。コロナ禍、子供の自殺が過去最高との報道があったり、うつ傾向、うつ病の人が増えている調査結果もでてきました。生活がガラリと変わり、他者とのコミュニケーションが制限されているのですから、心のバランスを崩したり、悪化させてしまう人が増えるのは当然ともいえます。

うつ病は年代も性別も関係無く、条件がそろえば、大人から子どもまで誰もが掛かる可能
性がある病気です。落ち着きを見せ始めた新型コロナ感染症ですが、コミュケーションの取り方が元に戻るには、まだ時間がかかりそうで、経済的な負担を抱えている人も多いことからも、うつ病にかかる人は今後も増えてくることが予想されます。

早期のうつ状態の解消には有酸素運動が効果的です。有酸素運動とは歩いたり自転車をこいだりするなど、のんびり長時間、一定のリズムで続けれる運動のことです。みなさん適度に身体を動かして汗をかいたあと、充実感や爽快感を感じた事があると思います。また実際に気分転換に運動をしている人もいるかもしれません。運動をしたあとの爽快感は別に気のせいでもなんでもなく、運動の刺激により脳内に気分を爽快にさせる伝達物質が分泌されたことによるためです。

脳の伝達物質の一つとして明らかになっているのが「β-エンドルフィン」という物質で、もちろん通常も脳内に分泌され感情をコントロールしているのですが、運動するとこの物質の分泌が促進され「心地よさ」を感じるのです。運動の中でも有酸素運動のような比較的、強度の低い運動の方が脳の伝達物質に働きかける作用が高いようです。ただし、「競争」をともなうスポーツの場合は、大きなストレスを感じさせてしまう場合もあるので注意が必要です。

外国の事例ですが、中等症以上のうつ病の患者に、かなりハードな有酸素運動を含むとレーニングを、治療の一環として取り入れている国があります。映像をみましたが、もう考える余裕がないくらいハードな運動で驚いた覚えはあります。

もちろん、この外国の事例は、専門の医療スタッフの管理下でおこなわれており、日本でそのままおこなえるわけではありませんが、「心の健康」を保つのに、適度な運動は効果があることは、ほぼ間違いありません。

何となく気分が晴れない、強いストレスを感じていると感じる日には、とりあえず、何でもいいので身体を動かしてみませんか。ジムなら水泳やバイクやランニングマシン、自宅でもウォーキングや自転車など、もちろんウエイトトレーニングでもいいのですが、研究では有酸素運動の方が、心のバランスを整えるのには効果があることが多いので、先にあげた運動を、まずおこなって気持ちいい汗をかいていきましょう。

(松下 輝)

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